「でんでんでんしゃ」その壮大な世界観と詩的なひびきのとりこになり、くりかえし読める絵本

絵本

壮大なファンタジーの世界を、謎解きをしながら旅している気分になれる絵本「でんでんでんしゃ」のご紹介です。

谷川俊太郎さんが本文を書いています。

「でんでんでんしゃ」の冒頭。

窓から外を眺める少年が雨の音を聞いています。
その雨音を表現する言葉が呪文のよう。

少年の前にあらわれたでんでんでんしゃ。
旅の始まりです。

マグマの噴き出す地底から、天使の羽ばたく空高くまで、でんでんでんしゃの旅は続きます。
一度ではなく何度も読んで、楽しめます。

何度も読むうちに物語のつながりが見えてきて・・。
壮大なファンタジーの世界を、謎解きをしながら旅している気分になれます。

言葉遊びをしているかのような「でんでんでんしゃ」の本文。
独特で詩的な世界を感じます。
読むのに最初は少し苦労するかもしれませんが、読んでいると慣れてきて、そのうちクセになります。

「でんでんでんしゃ」は、壮大な世界感と詩的な言葉の響きに魅了される1冊です。

谷川俊太郎 文
スズキコージ 絵
交通新聞社

コメント

タイトルとURLをコピーしました