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実在していた蒸気機関車が描かれている「じょうききかんしゃビーコロ」
この絵本は、実際に運行していた蒸気機関車がモチーフになって描かれた作品になっています。
蒸気機関車のビーコロは、小さな機関車で走るための機関車ではありません。
貨車や荷物を運ぶ大きな機関車の点検や修理の時に、動力を失うその時に大きな機関車に連結して動かすための役割があります。
ある日ビーコロは、自分も貨車を引っ張って大きな機関車たちと同じように走ってみたいと思うようになりました。
ビーコロのひたむきな想いとその想いを受けた機関車たちのとった行動が起こすクライマックスに感涙です。
蒸気機関車の仕組みもわかりやすく解説されていて面白いです。
コントラストが強く、重厚感や美しさが際立つ印象的な絵本です。
擬音だけで機関車が動いていくページも、機関車の力強さと周りの風景の美しさが伝わり圧巻です。
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紹介図書 童心社
作・絵 ミノオカ・リョウスケ
作・絵 ミノオカ・リョウスケ
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