こんにちはchiellyです。
最近図書館で借りたおすすめ絵本のご紹介です。
「ぼくはちっともねむくない」
ストーリー
森に夜がやってきましたが、こぐまの「くまのこ」は全然ねむくありません。
ねずみさんのおうちに行って遊ぼうとさそうと、かわいい小さなあくびが「ふぁ〜〜」と聞こえてきます。
「くまのこ」はうさぎさんの家にもしかさんの家にも行きます。
みんなねむそうです。
果たして「くまのこ」がねむるのはいつになるのでしょうか。
娘が気に入ったところ
「このピンクが大好きなの」とこの絵本を開くと終わりの見開き2ページにいつも心を奪われる娘。
印象はピンクと言うよりは限りなく紫に近いのですが、暗い夜に星がまたたいて、その下で眠る動物たちの森が黒とピンクや紫の落ち着いたトーンで描かれています。
その全体を包む暖かい雰囲気と落ち着いているけれどもメリハリの利いた色彩豊かな部分に心が惹かれるようでした。
みどころ
切り絵のようなタッチの動物たちの目がみんなとろんとしてねむそうな中、「くまのこ」だけは目がぱっちり!
森の子たちはみんなねむそう。
その対比が目で見てわかりやすいので子どもにストーリーが伝わりやすい。
絵本全体は落ち着いたトーンの絵の中に、メリハリのあるさし色が効いていてオシャレです。
こちらは洋書なのですが、洋書ならではのメリハリのあるわかり易い色遣いが中心で、単純に見えて幾重にも重ねられた色彩の豊かさに心奪われる絵本です。
文字数は少なめで0歳から読めそうな絵本。
文字を覚えてきた子が一緒に読むにも良さそうな簡単な文字がならんでいます。
動物たちのあくびのシーンはきっと子どもがくすりと笑い、動物たちが眠る頃には、子どももねむくなりそうな絵本。
落ち着いた豊かな色彩と切り絵のような動物たちがとてもかわいい。
子どもも大人も読み易くいつもそばに置いておきたくなるような1冊です。
作:クリス・ホートン 訳:木坂 涼
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