0歳から4歳のこどもの言葉の発達を促す「語りかけ育児」は乳幼児期の接し方のコツがわかる本

育児
子どもの言葉の発達には環境やタイミングなどが存在することを知っていますか?
このサリーウォード著書の「語りかけ育児」は0歳から4歳までの言葉の発達を促す方法が記された本です。
この方法を試すと言語能力に加え自己肯定感が育てる効果が期待できます。
イギリスの政府も0歳〜4歳の言葉の発達において推奨している方法です。

わたしと語りかけ育児との出会い

この本との出会いは、子どもが産まれて、2か月をすぎ外出によく散歩に行くようになった頃のことです。
子どもを抱っこしながら育児本を探して書店をうろうろしていた所、ふと手に取って立ち読みしたのが出会いでした。
挿絵がとても可愛らしくて、目についたのを覚えています。
語りかけ育児?
最初はベビーサインの本??と思いました。
なんとなく気になって中を見てみると、どうやら全然違うらしいことがわかりました。
海外の言語療法士の先生が、言葉の発達について書いているらしいことがわかりました。
語りかけ育児の本の優しい言い回しには、専門的な言葉はなく、誰が読んでもわかりやすい言葉が並んでいて、内容にスッと入り込むことができました。
何か語りかけ育児という本は良さそうだと思い購入してみたのでした。
その後娘が4歳になり、この本がいらなくなる時まで、コツコツと読み続けた1冊となりました。

子どもの言葉の発達を助けるもの

語りかけ育児の本が伝える、子どもの言葉の発達を促すのに気をつけるポイントがあります。
その原因には子どもの身体機能がまだ未発達なことが関係している。と語りかけ育児の本は言っています。

例えば、おこさんに話しかけても無視される、と思ったことはありませんか?

その時おこさんは何かに集中していませんでしたか?

その時お子さんのいる部屋にはテレビや音楽が大きな音で流れていませんでしたか?

お子さんには兄弟がいてその兄弟たちが騒いではいませんでしたか?

お子さんの視界に入らないところからお子さんに話しかけていませんでしたか?

お母さんのお子さんに話す口調がとても早口だったり、または声が小さすぎたりしませんでしたか?

これら全てがお子さんが呼びかけても「無視する」理由に繋がっています。

それは、無視しているのではなくて

子どもに

「聞こえていない」

または「聞き取れる能力がまだない」

または「聞き取れるように話し方が工夫されていない」

ということが理由にあげられると語りかけ育児の本には書かれています。

子どもの身体はまだ未発達ですので聴覚も未発達です。

子どもの月齢、年齢により聞き取りやすい話し方というのが存在します。

いろんな音の中からひとつの音を聞き分けるには聴力の発達が必要です。

まだまだこの時期の子どもは多くの音からひとつの音を聞き分けるのに時間がかかるのです。

そのために

ゆっくり話す。

静かな環境で話す。

子どもが注目していることに合わせて発言する。

などの注意が必要になると語りかけ育児の本は教えてくれています。

年齢や月齢にあったおもちゃがわかる「語りかけ育児」

さらにこの語りかけ育児の本には、その年齢や月齢ごとの子どもの発達に合わせた「絵本」や「与えると良いおもちゃ」の紹介があります。

おもちゃを与えたいけど、その月齢の発達にふさわしいおもちゃは何が良いのか迷ってしまうことありますよね。

この語りかけ育児の本には月齢ごとの章末に手作りおもちゃの作り方の掲載やその月齢に適したおもちゃも教えてくれます。

イギリスの政府も推奨の方法「語りかけ育児」

この語りかけ育児の方法は、イギリスで子供たちの心と知能の発達に、驚くべき効果が立証されている方法として認知されています。

子どもの言語能力と知能を確実に伸ばす方法としてイギリスの政府が推奨を決定しています。

さいごに

我が子は4歳となりこの語りかけ育児の本からは卒業となりましたが、私の初めてで不安だった育児の道筋を照らす灯台のような存在になってくれました。
きっちりではないですが、語りかけ育児の方法を意識して過ごすようにしていました。
漠然と子育てをする不安はストレスになりますが、指標を持って子育てできたことは何よりよかったと思います。
もし興味をもたれた方はぜひ一度読んでみてください。
サリーウォード著書
0歳〜4歳までの我が子の発達に合わせた1日30分「語りかけ」育児

活字が苦手な方にはコミック版もありますよ!
 
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