これから出産を迎えるにあたり、世間の人たちに無痛分娩が広まっていること。
普通分娩を怖がる妊婦さんが多いことに疑問があった。
私も初産なので、怖いけれど何故そんなに怖いのか考えてみた。
妊娠すると世間の母たちから、分娩時の絶叫エピソードや痛いエピソードばかり聞かされることが多い。
私の通っていたマタニティクラスでも、分娩について触れられる時間は長い妊娠期間において僅かなものだった。
そんな中、妊婦健診とマタニティクラスを通じて「分娩が強い恐怖に感じる理由」について感じたこと。
それは、妊婦の最大のメインイベント、分娩について、時間を割いて教育されないからだと思う。
実際に、本屋で分娩に関する情報を集めようとしても、実際に売っている本は産前や産後の育児関連の本ばかり。
分娩に特化した本はなかった!!
分娩がなんで痛いのか、世の中の母親が苦しみ抜いて産む、その痛みの理由はどこにあるのか。
赤ちゃんはどうやって産まれてくるのか。
赤ちゃんは痛くないのか、陣痛が長引く理由は?
お産のコツは?
そんな妊婦の恐怖を拭う本や、お産の意味や良さが伝わる本がたくさんあれば
お産の形はもっともっと変わるんではないかと思う
そんな中で見つけた本。
私の疑問全てを解決してくれる内容ではなかったし、お産に対する恐怖は拭えなかったけど
わけもわからず闇雲に頑張るお産ではなく、赤ちゃんと一緒に頑張るお産だということがわかって勇気が湧いた。
「おっぱいでもっとらくらくすくすく育児 」
より分娩について本文要約
陣痛がおこることにより、子宮口が柔らかく変化していく。
前駆陣痛が長い人、前駆陣痛からすぐ本陣痛に入る人、様々の用だが
前駆陣痛が長い分子宮口も柔らかく変化するので、痛み損ということはない様子。
陣痛がおきてするっと生まれてくれるのが理想ではあるが、進まないのには理由がある。
骨盤がまっすぐ立っていると赤ちゃんは通りやすいが、骨盤が寝ていたりするとうまく通れなくて
赤ちゃん自身も痛いので、赤ちゃんが痛くないようにゆっくり調整しながらおりてくるので時間がかかる。
又、へその緒が巻きついていたりしても
赤ちゃんが自分を締め付けないように調整しながら降りてくるので、時間がかかる。
お母さんのいきみ逃しが上手くできなかったり、緊張により子宮口の開きが悪くなり、なかなか赤ちゃんがでてこれない。
結論としては、赤ちゃんが上手いこと調整して降りてきてるんだから
おかあさんはひたすらいきみ逃しに集中して、赤ちゃんの邪魔をしないことが
結局お産をスムーズに運ぶコツらしい!という内容。
赤ちゃんが痛みに耐えて頑張ってるんだから、自分も赤ちゃんがつらくないように頑張ろう!
そう思えた本でした。
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