雨が占う私の未来

日記

突然降り出した土砂降りの雨
閉じ込められた

今の私の状況みたいだ
ふと思った
傘はない
この雨で閉じ込められた
閉塞感

「ああ、こんなとこ入らず、まっすぐ行っておけばよかった」
心の中でそうつぶやいた
本当はこの店に入る気はなかった
この先の駅前にある、独りがけで作業スペースの確保されているカフェに行くつもりでいた
そこで作業するつもりでいたのだ

ここでこのお茶を待って、すすっている間にこの先のカフェには到着していただろうくらいの時間の出来事
そんなささいなことの繰り返しで、チャンスがふいになったりすることがある

それを強く感じた

私は今手詰まり状態だから、余計にそう感じたのかもしれない
雨の振り方もスコールのように激しく突然にカーテンが降りたかのような閉塞感

ああ、ついてない
そう思った

自宅でもんもんとしていた私は、仕事がまったく手につかなかった
このままじゃいかんと家を出て、なんだか気のむかない鬱々とした気分を抱えたまま
駅までの道を歩いていた

いつもの歩き慣れた商店街には見慣れた商店が並ぶ
ほとんど話したことはないが、顔は知っている、10年来のご近所さん

開店準備をしている店がほとんど
ああ11時頃か・・・。

もう店のひとの様子でだいたいの時間はわかる
そんな関係性

駅に向かって歩いていくと、そんな商店の中に新しくできたカフェがあり、ずっと気になっていたけど
入る機会がなかったのだ

とにかく時間も金も惜しかった
こんな余裕のある時にしか入らないようなカフェには入る隙がなかった

金はないが、今日の私の心は隙だらけだったので
つい心の隙間に入り込まれてしまった

当初の目的のカフェに行き着く前にその行きたかったカフェに吸い込まれてしまった

そして注文し、あんまり熱くない抹茶カフェに不満を覚えながらも
まあいいか、と少しほっとしたところ

ざーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

は?
雨?

外を見るとさっきとは違う風景が広がっている。
傘なんてないよ。

閉じ込められた。
はあ、寄り道しているんじゃなかった。
そう思った。

 

でも、まあ人生でもこんなことは良くある
寄り道してみたら時間がかかったけど、なにか良い出来事に遭遇したとか
想いもよらない良い経験をしたとか

そうだいいように考えよう!
なんて思わないよ。

いつもなら、元気印の私ならそう考える。
今日はただただついてない、そう思った。

でも、雨はすぐにあがった。
私の気を邪魔するほどもなく、上がってくれた。
見事にお茶を飲んでいる間に降り、飲み終わる頃には上がっていた。

あら?逆に運がいいほうか?

そうして私は最初の目的のカフェにたどり着いて作業を始めることにした。
いつか止むだろう、私の中の今日の雨も。
明日を信じて頑張ろう。

そう思ったのでした。

 

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