ハクがない看護師の成れの果て

エッセイ

どうも、いつも心がゆらゆらchiellyです。

わたしは看護師をしています。

肩書きにはハクがあるが看護師としてのわたしのケイレキにはハクがない。

看護師として16年以上も働き続けているのにだ。

履歴書をみると信頼されないの。

この間の転職では人生で初めてというくらい面接に落とされた。

悲しい。

まぁそれもそのはず。

私の看護師としてのケイレキが、いわゆる王道からハズレまくっているからね。

心がゆらゆらしちゃうし、無駄に決断力と行動力のあるchiellyは、スパッと次へ進んでいくので転職が多すぎた。

キャリア街道とは無縁のケイレキ

看護師の王道って、病棟勤務の中で着実にキャリアを積んで、その後に自分のより希望の方面に進んでいく感じ。

苦しく厳しい臨床での経験は何よりも看護師としての力を鍛えるからだ。

わたしはそのキャリア街道から早々脱線し、看護師のマイナー路線に染まってしまった。

病棟、透析、訪問看護、外来、内視鏡、2次救急、健診、クリニックなど。

加えて派遣バイトで訪問入浴、老人介護施設、デイサービスなどに勤務。

 

スッキリしないケイレキです、ね。

大体なんでそんなことになったか?

 

聞いてもらえます?

は、どうも。

 

まぁね、若い頃…。

最初は仕事より恋愛だった。

新人の頃早々に男の転勤についてった。転職。

その恋愛に挫折して仕事も挫折。転職。

その後結婚したけど

今度は仕事を頑張りたくなった。転職。

でも子どもが欲しかった。

いざ子作りしたらなかなかできず。

仕事をしながら子作りしてみたけど頑張れなかった。

子作りのために良い環境を得ようと職を転々とした。転職×3。

でも!それでもなかなか子どもができなくて!

だけど実に結婚して8年かかってやっとこさやっとこさ子どもができた!

ばんざーい!

子どもめちゃくちゃかわいーい!

産休育休とって仕事にも復帰して、今度こそ少し本腰入れて頑張ろうと思った矢先コロナが来た。

子どもと家族の命を優先し在宅ワークを考える中ライターの仕事に出会った。

そしてリスクの低い場所での勤務にするためにまた場所を変え、兼業ライターに。転職。

コロナの性質や対応がわかってきた頃

わたしがライターとして大成するには時間がかかることを痛感。

本気でライターとして成りたい!

そのための時間とお金を確保するためにまた仕切り直し。転職。←イマココ。

 

プライベートを大切にしたら

まぁ、ここまで読んで行くとおわかりのとおり

仕事よりプライベート重視の超わがまま人間てことなんですね。

 

あ、はいはい、だから何が言いたいかって?

 

そうですよね、長い前置きをしたのにはワケがありまして。

わたし、結局今は訪問看護師をしております。

こんなわたしなので

職歴を見てまず転職が多い理由で不採用

年齢も重ねているため不採用など

今回の転職、非常に苦労しました。

でもなんとか先日ひろってくださる方がいたワケです、ハイ。

その勤め先が訪問看護ステーションでした。

 

そこで久しぶりに訪問看護師として働くことになった初日

グッサリさされましてね

訪問先のばーさまに

 

「こどもとかいると働けないものねぇ、こんなとこに来ちゃって、そうよねぇ。いつでも帰れるし、やすめるもんねぇ。」

「成れの果てにきたのねぇ。」

 

な、成れの果て?

なれのはて

ナレノハテ

成れの果て。

おい!成れの果てって!!

そんで

「いつでもやすめねーし!いつでも帰れねーし!

成れの果てじゃねーしーーーぃぃぃ!」

と心の中で叫びながらも

わたし「ハハハ…。」

 

まぁじーさま、ばーさまたちのヒステリーや苦言、嫌味、小言、いろんなものには慣れております、職業柄。

だから、びくともしませんよ、ハッキリ言って。

ただ笑えただけ。

でも、ちょっとしっくり来たのも事実。 

 

成れの果て

わたしにとって、そうね

成れの果てかも。

若い頃、学生の頃は在宅医療に憧れていた

恋愛に挫折して我にかえったわたしが

次に目指したのが訪問看護だった

 

当時は臨床経験が少なかったので、やりたい気持ちだけで飛び込んだものの、その訪問看護の実態と自分の能力のなさにただただ怯えた。

自己否定自己嫌悪の繰り返し。

自分のいいところもたくさんあったのに。

苦しいとしか思えなかったな。

在宅医療は来てもらう医療じゃなくて

行って手を差し伸べる医療。

そのスタイルが何より好きだった。

苦しいと言っている人のもとに走っていく感覚が好きだった。

移動の時に、景色が移ろっていくのを眺めているのも好きだったし

街の賑わいの中を走っていくのも好きだった。

時には昼ごはんに、ラーメン屋に入ったり

そんなこともできるのが訪問看護だ。

 

でも、まぁ、その当時は挫折したワケです。

 

子どもを授かることに専念するために、訪問看護からさっぱり足を洗って10年。

まさかまた訪問看護に従事するとは。

 

わたしは本当はクリニックで働きたかった。

だけど子どものお迎えの時間までとか、ライターするために週2.3までとか、小児科がいいとか、いろいろ条件つけると皆無。

クリニックでは自分の働きたい条件に合わなかったんだ。

それで最後に残ったのが訪問看護だった。

訪問看護はいろいろ大変だからまた始めることに不安はある。

いまでも好きな分野でいつか戻ろうと思う気持ちもあった。

でもまだ早いとは思っていた。

 

でも、子育てやライターをする時間、資金などを考慮してここに行き着いた選択。

わたしにとっては成れの果て。

 

ばーさま、間違ってはいないのよ。

だから何も返せなかったのかなー。

自信を持って訪問看護しにきました、ビシっ!!

って強い意志があったら、もっと怒りも湧いていたのかもしれない。

 

そんなわけで久しぶりに訪問看護の世界に戻ってきたわたしが

開始早々に

爽快かつ問答無用にノックアウトされたワケです。

 

でも、久しぶりに自分で自転車漕いでおうちに行く感覚。

患者さんの困りごとに耳を傾ける時間。

家族を労いたいとおもう気持ち。

いろいろ思い出しました。

 

当初の不安は塵と消えたわけではないけど

また次のステージで頑張れる気がしました。

 

またあのバーさまにはノックアウトされる気しかしないけども。

 

 

 

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