「どんぐりむらのどんぐりえん」保育園で遊ぶどんぐりちゃんたちがとてもかわいい絵本。

読んでみた

3歳娘が、最近はまっていて寝る前に毎日のように読んでほしいと言ってくる「どんぐりむらのどんぐりえん」という絵本のご紹介です。

どんぐりむらのどんぐりえん

「せんせーおはようございます!」の子どもたちの元気な挨拶でどんぐりえんの日常が始まります。

ママと離れたくなくてぐずっているあっくんを、優しく抱いてなだめる副園長先生。ほっとしてお仕事に向かうママ。みんなが集まるとみんなで朝の会です。朝の会ではみんなが元気に歌っています。

朝の会が終わって、トイレを済ますと並んでお散歩に出かけて行きます。公園で元気に遊ぶ様子や、お昼ご飯の様子も描かれています。お水をこぼして泣いたり、お友達のフォークがないよ、と先生に教えてくれる子もいます。先生たちが忙しくお世話している様子がよく伝わってきます。

そんな日常を送るどんぐりえんで、まもなく始まるお祭りの用意が始まりました。みんなでお店やさんを考えて出店の用意をします。お店づくりの準備では、大きな子が小さな子のフォローをしたり、できないと泣きながら頑張って作成する子、得意なことを張り切って作業する子、まるで実在しているかのように様々な様子が描かれています。

そして、先生とどんぐりの子どもたちの努力のたまもので、無事お祭りが始まります。しかし楽しく始まったお祭りの途中で、突然の雨が降ってしまいました。さて、せっかくのお祭りはどうなってしまうのでしょうか。子どもたちは、先生たちはどうするのでしょうか。

とにかく細かな設定と丁寧な描写

細かい設定が丁寧に作り上げられた作品です。村のどんぐり、子どもどんぐりたち、たくさんいるキャラクターのひとりひとりに細かな設定があります。家族構成や両親に職業まであります。
娘は、読めば読むほどに愛着がわいたようです。友達ができたかのように、公園で拾うどんぐりに、どんぐりえんのどんぐりの名前を言うほどです。

多彩などんぐりの様子がとても楽しい

このどんぐりむらに出てくるどんぐりは、ひとつの種類のどんぐりではなく、私たちがしらない名前のどんぐりがたくさん出てきます。どんぐりってこんなに種類があるんだと驚くほどでした。

それからは、公園に行ってどんぐりを拾うのも、親の私もとても楽しくなってしまいました。見つけると、あ、ほんとにこんな形あるんだ〜!!と大感激してしまいました。

柔らかで、あたたかいタッチに心が和みます

色鉛筆で描いたような柔らかなタッチで描かれた、どんぐりたちの丸いフォルムや、穏やかで楽しげな表情にほっこりします。

このどんぐりたちの身体から直接手足が生えているのは、子どもの絵の成長段階で見る絵とそっくりだと思うのは私だけでしょうか。そんな絵を描き始める、その頃の子たちに向けた想いがあるんだな、と私はちょっと感じました。優しく楽しい絵ですが、細かく作り上げられた1枚1枚の絵に作者さんの熱意を感じずにはいられません。

おわりに

この絵本の中で、こどもたちの言っていることや、先生たちが一生懸命どんぐりたちに関わっている様子は、私たち親が知る事のできない現実の子どもたちの、園での生活の一部といっても過言ではないかもしれません。

子どもがこの絵本とお友達のようになり、ずっと長く読める1冊です。

引用、参考図書 どんぐりむらのどんぐりえん 学研 なかやみわ 作

 

コメント

  1. […] […]

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