おとうちゃんになりたい

エッセイ

ある日、夫がエビの天ぷらのしっぽをバリバリ食べていた。

それを見ていた娘の瞳の色がみるみる変わった。

その日からおとうちゃんになりたい!と娘の強さへの羨望が始まった。

女の子なのに何故か強さにこだわる

我が家の子どもは4歳のおんなのこ。

この間4歳になったばかりだが、なんだか産まれた頃から快活な印象があった。

物おじせずなんでもやりたがる。

ので、エビの尻尾ももちろん食べたがった。

きっかけはくら寿司の海老の天ぷら。

食べたことあります?

出来立ては熱々サクサクで塩加減もよくて、エビの小さなサイズも食べやすく

くら寿司に行くと必ず食べるほどわたしのお気に入り。

夫は酒飲みで天ぷらが好き。

夫も私につられて必ず頼むようになった。

当時3歳でエビの尻尾はさすがに危ないと思ったけど、なんでもやりたいお年頃

初めて食べた頃はエビ自体がまだ苦手だった。

だけどだんだんと慣れるうち、娘もエビ天に参入するようになり

ついにしっぽまでバリバリ食べる夫の姿に

尻尾まで食べてみたい!と言いだした!

まぁ全ての体験は娘のものと

我が家はなんでもやらせることにしている

きっとすぐ、出すだろうから食べてごらんとすすめてみた。

口に運んでみるけど、かたくて噛めなくてやっぱりすぐ口から出した。

それからだ

その日から、そんな硬いエビの殻をあんなに造作もなく食べられるおとうちゃんはすごい!

そういえばおとうちゃんは力もちだし、お母さんが出来ない遊びだって付き合ってくれる!

おかあちゃんだとひと苦労の肩車だってひょいって乗せてくれる!

そしておとうちゃんはいつも優しい!(←この意識はわたしの手柄 笑)

おとうちゃんすごい!となって

それからはおとうちゃんになりたい!

ご飯たくさん食べたら強くなっておとうちゃんみたいになれるよ

といえば

ほら、みて!とモリモリ食べて

しまいには力コブのポーズ!

あ、あれ?方向性…。汗

ま、まぁいっか。

タフで素敵な女性になってほしい

なんだかまぁ、女の子らしさから遠のいている気がして

うーむ、と思う母ですが

とにかく元気にご飯を食べる姿が微笑ましく

力コブもいつかしなくなるだろうと

あえて止めたりせずすごいねーつよいねーと

褒めてはいます。

おとうちゃんのように優しくて繊細だけど単純明快な思考であっさりしてる性格に是非なってほしい。

わたしのようなガサツで優柔不断にはなってくれるなよ。

応援してるぞ!

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